タカ・イシイギャラリー Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/タカ・イシイギャラリー/ Wed, 02 Dec 2020 14:37:02 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.2 https://image.tokion.jp/wp-content/uploads/2020/06/cropped-logo-square-nb-32x32.png タカ・イシイギャラリー Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/タカ・イシイギャラリー/ 32 32 写真家・松岡一哲が写し出す“やさしくて、美しい世界” https://tokion.jp/2020/10/26/ittetsu-matsuoka-yasashiidake/ Mon, 26 Oct 2020 11:00:44 +0000 https://tokion.jp/?p=9990 写真家の松岡一哲が語る個展「やさしいだけ」への思い。そして、写真を通して表現する“やさしくて、美しい世界”とは。

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東京・六本木の「タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム」で個展「やさしいだけ」を開催している写真家の松岡一哲。2018年には妻のマリイをテーマにした初の写真集「マリイ」を出版し、多くの注目を集めた。同展は、「マリイ」掲載作品と新作から、「やさしいだけ」というテーマの下にまとめられた約17点が展示されている。なぜ過去の作品を再編集し、なぜ「やさしいだけ」というテーマにしたのか。そこに込めた思いを聞いた。

——個展「やさしいだけ」を行うきっかけは何だったんですか?

松岡一哲(以下、松岡):タカ・イシイギャラリーのタカ(石井孝之)さんが写真集「マリイ」を気に入ってくれて、昨年の9月にタカさんがやっているラジオに呼んでいただいて、その時に個展の話になったんです。もともとはもう少し早めにやる予定だったんですが、新型コロナの影響もあって、このタイミングでの開催になりました。

——テーマの「やさしいだけ」にはどういった思いが込められているんですか?

松岡:もともと2014年に東京・学芸大学の流浪堂という古本屋で同名の個展を行ったんですが、その時は「知性や感性を競い合う美しさではなく、やさしいだけの美しさを表現したい」という思いがあったんです。改めて今回の展示のタイトルを考えている時に、またこの言葉が輝き出して、自分としてもしっくりきたんです。

——今回の個展は「マリイ」の写真と新作で構成されていますね。

松岡:「マリイ」からは9点ほどで、あと6点は新作です。何を飾って、何を飾らないか、その展示のバランスはすごく難しくて、それこそ展示の直前まで悩みました。これまで何回か個展は行ってきたんですが、僕の場合はその都度、大きくテーマが変わるわけではなく、ゆるやかに変化するといった感じなので、「マリイ」の作品と新作もうまく融合した展示になっていると思います。新作に関しては、もともと撮影していた作品もありますが、展示が決まってから撮影したものもあります。

新作はすべて長年愛用している35mmのコンパクトカメラ「オリンパス ミュー」で撮影しています。デジタルでも中判でも撮るんですが、作品として出す時はなぜかこのカメラで撮影したものが多くて。僕は写真を立体的にではなく、平面的なイメージとして見せたいので、よりフラットなコンパクトカメラのほうが合っているんだと思います。

——写真集「マリイ」は企画・構想から5年以上をかけて制作されたそうですね。松岡さんはマリイさんをずっと撮影し続けていたんですか?

松岡:編集者の服部みれいさんに「『マリイ』をテーマに写真集を出版したい」と言われて。でもそうはいっても、最初は妻を撮ることに恥ずかしさもあり、なかなか撮れなくて、でも寝ている時や犬と一緒にいる時など、リラックスしている時なら自然に撮影ができたんです。そこから撮影を始めたという感じですね。写真集の全ページにマリイが写っているわけではないですが、マリイが写っているネガからセレクトしています。だから彼女が写っていない写真も、一緒にいる時に撮影したもので、彼女と一緒にいる時間だとやさしくなれるというか、その時の空気感は独特なものがあります。

——写真集「マリイ」は500ページ以上ありますが、よくOK出ましたね。

松岡:最初は僕もOKは出ないと思っていました(笑)。デザイナーと相談して、こんな感じでやりたいというパイロット版を編集長に見せたら、OKが出たんです。枚数が多くて、物語っぽく見えるんですが、1枚1枚でも成立する写真だと思っています。どことなく現実から浮遊させた世界観で、紙も薄くして、ページをめくった時の感覚を大事にして作りました。

——仕事で女優やタレントを撮影することも多いですが、マリイさんを撮影する時とでは何か違いはありますか?

松岡:自分ができる限り美しいものを撮ろうという気持ちは一緒です。そのアプローチ方法は違いますが、意識の違いはないです。それはどの撮影でも同じで、仕事から生まれた作品もあります。

——写真を撮る時に意識していることはありますか?

松岡:何かしらあると思うんですが、言葉にするのが難しいですね。でも後で考えてみると無意識に手先や指先、眼差しなどは追いかけています。

——以前、「希望というものを、そのまま写真に写す」と言っていましたが、その言葉の真意は?

松岡:写真は写実である一方でファンタジーでもある。僕の場合は現実の中に少しだけ新しい世界を見せるというか。例えば、自分の好きな映画を観終わった後って、その映画の世界観を少しキープできるじゃないですか。その世界には希望があって、勇気づけられたりもする。それってやさしくて、美しい。そういう感覚を写真で表現できればいいなと思っています。

松岡一哲
1978年生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、スタジオフォボスに勤務し、独立。フリーランスの写真家として活動するかたわら、2008年6月よりテルメギャラリーを立ち上げ、運営。主にファッション、広告などコマーシャルフィルムを中心に活躍する一方、日常の身辺を写真に収めながらも、等価な眼差しで世界を捉え撮影を続けている。
http://ittetsumatsuoka.com
Instagram:@ittetsumatsuoka

■松岡一哲「やさしいだけ」
会期:10月3日~10月31日 
会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
住所:東京都港区六本木 5-17-1 AXISビル2F
時間:12:00~18:00 
休日:日曜、月曜、祝日 
入場料:無料

Photography Takuya Nagata(W)

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写真家の塩田正幸が個展「Retinagazer」を開催 初期作品から最新作まで約110 点を展示 https://tokion.jp/2020/09/06/masayuki-shiota-retinagazer/ Sun, 06 Sep 2020 03:18:48 +0000 https://tokion.jp/?p=4520 タカ・イシイギャラリー フォトグラファー/フィルムでは初の個展で、24 年間にわたって制作した膨大な作品群から数々の実験的な作品を展示。

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写真家の塩田正幸がタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで、9月26 日まで、個展「Retinagazer」を開催している。タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムでは初の個展となり、24 年にわたって制作した膨大な作品群の初期作品から最新作まで約110 点を展示している。

塩田は1990 年代後半から写真家として活動を開始し、坂本慎太郎やジム・オルークら、音楽の分野を中心に活躍してきた。作家活動と並行し、2009年4月から 2010 年 3 月まで東京・新井薬師で行われたマンスリーグループショー「35MINUTESMEN」 を主催した。また自主制作の出版レーべル「FLASH BOOKS」から作品集を発表し、2019 年に創刊した雑誌「Moder-n」では写真家のヨーガン・テラーに密着したドキュメンタリー作品「YAKITORI TELLER」を発表した。

同展では一冊のアルバムに 4 年間に撮影したスナップ写真を収め、イメージの関係性を考察した作品「DOGOOHAIR」(2004年)と同シリーズの代表的なイメージを大型のモノクロコピーに引き伸ばした作品などを中心に、2000 年「NPEAKER」で発表した友人や音楽、猫などのスナップ写真や、3部作で構成される「ケの日ヒョウハク」シリーズから、写真自体を音として捉えた抽象的な作品「NALI」など数々の実験的な作品を展示している。また、近年制作したポートレートなど、時系列に沿った多様な作品も展開する。

■塩田正幸 「Retinagazer」
会期:8月28日~9月26日
会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
住所:東京都港区六本木 5-17-1 AXIS ビル 2F
時間:12:00~18:00 ※アポイントメント制
休日:日曜、月曜、祝日

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現代美術家の五木田智央がタカ・イシイギャラリーで3年ぶりの個展「MOO」を開催 国内初のカラーペインティング作品を展示  https://tokion.jp/2020/09/05/tomoo-gokita-moo/ Sat, 05 Sep 2020 09:00:43 +0000 https://tokion.jp/?p=4510 タカ・イシイギャラリーでは3年ぶり5度目の個展で、キャンバスにカラーのアクリル絵の具とパステルで制作した最新のペインティング作品を展示。

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五木田智央がタカ・イシイギャラリーで、3年ぶりとなる個展「MOO」を9月26日まで開催している。同ギャラリーでは3年ぶり5度目の個展で、国内では初めてカラーのペインティング作品を発表した。

五木田は2000年に『ランジェリー・レスリング』を発表して以降、木炭やインクで描いたドローイングや白黒のグワッシュで描いたペインティング作品などで多くの鑑賞者を魅了してきた。海外でも高い評価を獲得しながら、自らの技術やスタイルにとどまることなく、常に新たな領域へと挑戦し続けてきた。これまで、モノクロームの作品に加え、青色の単色で描いた作品やステンシルを用いた作品、コラージュや立体など、豊かな視覚言語によって多様な作品を生み出してきた。今年からはカラーの作品を本格的に制作し、3 月にイタリアで開催した個展は、カラー作品のみで構成された初の展覧会となった。

同展ではキャンバスにカラーのアクリル絵の具とパステルで制作した最新のペインティング作品を展示。これまで、海外の古い雑誌や印刷物、写真などからインスピレーションを得て作品を制作してきた五木田にとって、自らの記憶にあるイメージやこれまで描いてきた経験や偶発的に生まれた形などを着想源として、柔らかな色調と独自のカラーパレットを用いて多様な画題を描いた。自由かつ軽やかな表現と豊かなテクスチャーを備え、さらなる進化をうかがい知ることができる。

また、制作プロセスやマテリアルの変化が作品の根底に存在する揺るぎない五木田の絵画の本質を際立たせている。同展の開催に合わせ、展覧会カタログの刊行を予定している。

■五木田智央「MOO」
会期:8月28日~9月26日
会場:タカ・イシイギャラリー
住所:東京都港区六本木6-5-24
時間:12:00~18:00 ※アポイントメント制
休日:日曜、月曜、祝日
入場料:無料

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